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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2024/08/13

そこで今日は、昨年11月から2月にかけて、徒歩で「ビワイチ」をしたという
湖北野鳥センター池田さんにお電話をおつなぎして、

お話をお聞きしました!😄

湖北野鳥センターは、長浜市湖北町の琵琶湖岸にある施設です。
この施設の前に広がる琵琶湖には、一年を通して、多くの野鳥が訪れ、
年間を通して、バードウオッチングを楽しむことができます。
湖北野鳥センターには、20台の望遠鏡が設置されていて、
琵琶湖に面したガラス越しに、鳥の観察をすることができます
また、ライブカメラでセンター前の様子を映しながら、野鳥の解説も行っていらっしゃいます🐦

池田さんは、いつも、湖北野鳥センターを拠点に鳥を観察していますが、

琵琶湖全体で見るとどれくらいの数の鳥がいるのか、

徒歩でビワイチをして実際に数えてみよう、と思ったそうです…!
実は湖北野鳥センターには年間パスポートがあり、

パスポート購入者向けに月一回、会報を発行しています。

その会報に掲載する連載企画にもなると思い、思い切って実行されました👀

11日かけて琵琶湖を一周する間に、
種類は100種類、ちょうど6万1000羽の鳥を見ることができたとのことです!
実は、この冬のシーズンは、全体的に冬鳥の出が悪く、

思ったよりは少なかったとのことですが、
一番多かったのは「オオバン」で、その数は2万1685羽、
二番目に多かった「キンクロハジロ」、8600羽の2倍以上の数だったとのことです。

「オオバン」は体全体が黒く、くちばしと頭の一部が白い水鳥です。
昔は冬に渡ってくる冬鳥でしたが、最近は一年中琵琶湖で見られるようになっています。

水の上で過ごすことがおおく、主に水生植物を食べています。
この20年間、数が増え続けている鳥です!

さらにいちばん鳥の数が多かったのは、

南湖の大津市の瀬田の唐橋から守山市の琵琶湖大橋東側までの約24キロの区間で、
水鳥だけで1万羽以上、他の種類もあわせると1万5247羽の鳥を見ることができたそうです😄

池田さんがスタッフを務める「湖北野鳥センター」では、

定期的に「探鳥会」という鳥の観察イベントを開催し、

鳥の見つけ方、数え方などをいろいろ教えてもらいながら
バードウオッチングを楽しむことができます。

8月中はイベントはお休みで、次回開催は、9月7日(土)となっています。

日程や参加申込方法など、詳しくは「湖北野鳥センター」ホームページをご覧ください!
http://www.biwa.ne.jp/~nio/