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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2024/09/03

今日は、がん患者と医療・行政を結ぶ活動に取り組んでおられる
滋賀県がん患者団体連絡協議会 会長菊井さん
お電話をおつなぎして、お話をお伺いしました📞

菊井さんご自身は、37歳のときに乳がんと診断されました。

しかもステージ3で、かなり進行していた状態だったとのこと。

乳房の切除や放射線治療、抗がん剤治療など
できるすべての治療を行なって、一度は快復されました。


でもそれから4年後、41歳のときに再発し、

「これはもう、治らないのではないか」と、絶望的な気持ちになったそうです。
そんな中、がんの患者会に入ったことで、同じように不安を抱え、
悩みながら治療を続けている人たちと出会い、自分一人じゃないんだと感じて
一緒にがんばろう、という気持ちに変わったとのことです👌
3年以上は生きられない、と思っていたところから、

医療の進歩と精神的に立ち直ったことで生きる力を得て

今も、再発を乗り越え活動していらっしゃいます👀

がんは、かつては死に直結する病気というイメージがありましたが、
医療の進歩によって、快復する例も非常に増えているという実感があるそうです。
ただ、一般の人にはまだそこまで情報に触れていない、ということと、
がんという病気は、種類が非常に多く、種類によって対処の方法が違うということがあります。

がん患者の方とご家族にとっては、がんという病気を受け止め、

さらに詳しく知って、自分はこれからどうするか、考える必要に迫られるわけです。


そんななか、「がん患者と家族のための講演会2024」を、

9月23日(月・祝)に開催されます!

会場は、大津市の「ピアザ淡海」で、対象は、がん患者と患者のご家族です。
午後1時からの第一部では「薬物治療の基礎」と題して、

滋賀県立総合病院の藤澤医師に、

抗がん剤治療をはじめとする化学療法について、お話をしていただきます🗣
午後3時15分からの第二部では、

がんの種類別に専門の医師を囲んだミニ講義と学習会を開催します。

がんの種類1グループにつき定員は8名となっています。
このイベントは毎年開催していますが、

「食道がん」「口腔がん」「小児がん」は今年はじめてとなるそうです。

詳しくは「滋賀県がん患者団体連絡協議会」のホームページをご覧ください!


そのほか、滋賀県がん患者団体連絡協議会では、

「ピアサポーター養成講座」を開催しており、ただいま12期生を募集中です
がん患者さん、またはそのご家族が対象で、全5回の講座を受講していただくと、
県内12か所で開催されている「がん患者サロン」で月1回、
活動していただけるようになります。こちらもあわせてチェックしてくださいね!