公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2024/12/11
本日は、風化する美しさ追求した日本画を
米原のアトリエで描いている日本画家
西川礼華さんに電話でお話しお聞きしました📞
*
普段は自分の部屋、アトリエで描いている西川さんですが、
布の作品は、なんと土の中に埋めているそうで、
土の中で長い時間をかけて滅びていく中でまとう風合いを、
岩絵の具を使って表現する現代アートを創られています。
*
きっかけは、元々、遺跡から出土された焼き物や剥落した絵を見るのが好きで、
美しいと思っていた西川さんが、イエス・キリストの遺骸を包んだとされる
「聖骸布(せいがいふ)」の存在を知ったこと👀❗
自分でも作ってみようと考え、
作品を風化させるには「土に埋めた方が早く風化するのではないか」と、
作品を土に埋めることにしたのが始まりなんだそうです✨
*
そんな西川さんのアーティストとしての経歴ですが、
2012年日展の入選を皮切りに、日春展や滋賀県展に入選され、
2015年には第20回湖国を描く絵画展で特別賞を受賞🎊
2016年には滋賀県次世代文化賞受賞🏆
滋賀県立美術館でも、リニューアルの2021年に若手作家として展覧会もされていました。
*
番組では他にも、作品に使用する画材や西川さんの作品についてなど
色々お話しお聞きしました〜🎶
*