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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2025/09/23
今朝は、米原市の地域おこし協力隊隊員で、伊吹山レンジャーを務める
鯉登さんに、お電話をつないで、お話をお聞きしました😄
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鯉登さんは、伊吹山レンジャーとして、
特に伊吹山の山頂付近での保全活動に取り組んでいらっしゃいます🌄
具体的には、シカの進入を防ぐ柵のメンテナンスや、山頂周辺のパトロール、
保全活動に協力いただくために設置している協力金ポストの回収や啓発活動などです。
そのほか、複数のボランティア活動団体と協働で保全活動を実施しているそうです。
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鯉登さんからみる伊吹山は、なんといっても、
発信したい「ネタ」が多い、というところがいちばんの魅力だそうです🤗
様々な歴史の舞台となった山ですし、
山からは朝の雲海や琵琶湖をはじめ遠くのアルプスの山々や街の夜景など、すばらしい景色が楽しめます。
また、たくさんの種類の動植物が生息しており、大自然の美しい花々や、
運が良ければイヌワシが飛んでいる姿を見ることもできます。
また、チョウやトンボなど昆虫の種類も豊富です。
まさに、山で楽しみたいことが、たくさん詰まっているんだそうです😉
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そしてもう一つ、伊吹山の育んだ薬草の文化も、大きな魅力です。
伊吹山の周辺では、よもぎをはじめ様々な薬草が栽培されていて、
各家庭で昔から親しまれています🌿
とくに、よもぎの葉っぱの裏の細い「毛」は「もぐさ」と言って、
お灸の材料に使われ、中山道を旅する旅人の疲れを癒していました。
元地域おこし協力隊の隊員の方が薬草好きで、
それに感化されていろいろ調べるうちに、伊吹山といえば薬草、ということを知ったそうで、
この薬草の文化を、地域の人にも思い出してもらいたい、と思い、
自分でよもぎを栽培して「よもぎ蒸し」体験の活動もしていらっしゃいます🙆
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ご紹介した、伊吹山の現状については、米原市のホームページ
「伊吹山特設サイト」に詳しくまとめられていますので、ぜひご覧ください!