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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2024/10/15

今日は滋賀大学教育学系 教授で、臨床心理学がご専門の、
芦谷さんにお話を聞きました😄

「臨床心理学」

心に悩みを抱えて困っておられる人を、心理的に支援していく、という学問で、
どういう心理的支援が適切か、ということを研究するとともに、
実際に、心理士として患者さんと面会し、
心理療法を用いて、心の回復を支援していく、というものです📖

そんなご経験を活かして、このたび、

子ども向けに「こころしずまる まほうのまねっこ」という
絵本を出版されました💫

今、感じている気持ちを否定せずに受け止めつつ、

心を落ち着かせるというメンタルトレーニングの方法として
広まっている「マインドフルネス」を知ってもらい、

子どもの心の発達と成長に活かしていきたい、
という思いで作った絵本なんだそうです。

絵本にはいろんな生き物が出てきます。
たとえば、イライラしているクマは、
何をいっても「いやだ」「しらない」という感じで、

そのイライラがまわりの人にまで広がっていきます…🐻
そんなとき、どうしよう? というとき、
「まねっこ」をすることで心を落ち着かせよう、と、

子どもたちに呼びかけます。

ちょうちょになりきって、飛んでみよう、
海の中の海藻になりきって、ゆらゆらしてみよう、など…
そうして何かになりきって全身を動かしながら、呼吸を整えることで
心が切り替えられる、という内容になっているそうです✨


絵本を一緒に読む保護者の方へのアドバイスも付け加えて、
親子で「まねっこ」あそびをしながら心をととのえ、想像力を広げることで、

いやな気持ちを心から消してゆくことを
ともに、楽しみながら学んでいくことができますよ😄

ご紹介した、芦谷さんの絵本「こころしずまる まほうのまねっこ」
Gakken(ガッケン)から出版されています。

この絵本を通してぜひ、親子で一緒に心を落ち着ける時間を楽しんでみてください💁