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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2021/03/17
本日はシェリダンスタイルカービングを施す革細工職人
浜崎誠也さんにリモートでお話しお聞きしました。
浜崎さんは、シェリダンスタイルカービングというアメリカで生まれた伝統的な工芸
(幾何学模様を思わせるような、繊細で流れるようなラインを描くフラワーパターンが特徴)
をモチーフに普段は皮小物などを製作されています。
そんな浜崎さんは2017年と2018年に
日本最大の革製品のコンペ「ジャパンレザーアワード」に作品を出展し、
特別賞と審査員賞を獲得!!
このコンテストでは、ほとんどが革製品の王道である、
カバンやクツといった 日常で使える作品が多い中、
浜崎さんは、2017年に「絶対乗ってはいけないスケボー」という作品名で
シェリダンスタイルカービングを施したスケートボード、
2018年には「叩きたいけど叩けないハエ叩き」という、
シェリダンスタイルカービングに加え、下に違う生地を入れる「透かし彫り」という技法で、
西陣織を入れたハエ叩きを製作されました。
浜崎さんは以前、2016年のコンペにトートバッグを出品した際、
特別審査員であるドン小西さんから
「技術はあるのになぜトートバッグなんだ。伝統を受け継ぐのは大切だが、面白くない。」と言われ、
「実用的でないものを作ってやろう!」と思い、翌年スケボーを出展されました。
番組では、浜崎さんが皮職人になったきっかけや、
皮細工作りへの思いについてお聞きしました〜