公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2021/08/11
本日は介護のあり方を考えるカードゲームを考案した
小原 日出美さんをスタジオにお迎えしました。
介護福祉士の小原さんは、
介護職人たちコミュニティ「Smile Share café」の中で、
話題が 利用者様のケアの事だけでなく、ほとんどが人間関係の悩み相談だったことから
参加者の声を聞きながら、もっと各職場で気軽にチームワークを高めたり、
コミュニケーションの研修が意欲的にできるツールを作りたいと考えたところ
カードゲームであればできるのでは!と思い、
介護のあり方を考えるカードゲーム
『CLUE CARD(クルーカード)』を開発し、
今年の1月に発表されました。
CLUEとは“手掛かり”という意味で
・C=care 介護の手掛かり
・L=love 愛する手掛かり
・U=understand 理解する手掛かり
・E=enjoy 楽しむ手掛かり
より良いケアの手掛かりをみんなで探そうというテーマがあります。
カードには「いつも見守られている」「食事の時にエプロンをつける」など、
介護の現場でありがちなことが書かれており、
自分が介護される時に「して欲しいこと」「してほしくないこと」
いずれかのテーマでゲームを進めていき、
自分のカードをより良く「して欲しいこと」のカードになるように集めていくゲームです。
カードゲームなんですが、
それぞれの思いがお互いの気づきになるので、このゲームには勝敗はありません!!
介護する側は、服が汚れないようエプロンを着けてほしいが、
される側が嫌がる場合もある。
そんな両者の価値観の違いに気付いてもらうゲームとなっています。
番組では、CLUE CARDの遊び方 や
コミュニティの「Smile Share café」について、今後の展望などをお聞きしました。