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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2020/12/01


本日は、彦根市立中央中学校の北川満里子(きたがわ・まりこ)先生が
スタジオに来てくださいましたkao_21
最近、よくSDGs(エスディージーズ)という言葉を耳にしたり、
あちこちで見かけたりするようになりましたが、
みなさんは、その意味をご存知でしょうか?目
実は、私たちの毎日の暮らし、ライフスタイルにも関係してくるものらしいのですが、
具体的に、何がどう関係してくるのか、あまりピンとこない、という人も多いのではないでしょうか。
そのなか、中央中学校はいちはやく、このSDGs(エスディージーズ)をテーマに取り上げて
学習をすすめているんだそうですkao_16
北川先生は学年全体の「総合的な学習」の担当として、
授業案の作成などを行なっていらっしゃいます。
今後10年から20年で、アメリカの総雇用者の47%の仕事が自動化されるリスクが高く、
2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は
大学卒業後に、今は存在していない職業につくだろ
う、
というアメリカでの未来予測があることから、
これからの社会を作っていく子どもたちに、仲間と協力しながら
自分たちで設定した課題を解決する力を育てたい、と考え取り組んでいらっしゃいますiconN29
そんな中で、今年は「彦根SDGs大作戦」と題して、
自分たちが生まれ育った地域や学校、家庭生活をSDGsの視点で見つめて  
よりよい未来のために何ができるのか考え、実践するという取り組みを行っていらっしゃいますOK
SDGs(エスディージーズ)とは
日本語でいうと「持続可能な開発目標」で、2015年に国連サミットで採択され、
2030年までに、世界のさまざまな問題を解決するための目標を定めたものです。
その目標とは「貧困をなくす」「飢餓をなくす」「すべての人に健康と福祉を」
「質の高い教育」「ジェンダー平等の実現」「安全な水とトイレ」
「住み続けられるまちづくり」「海や陸の自然を守る」など多くの分野にわたっています。
「彦根SDGs大作戦」は、カードゲームを通して、SDGsについて学び、解決すべき課題「ミッション」を
解決するための「お金」「時間」「アイデア」を集める・・・ということの大切さを学びます。
その中で、グループで取り組みたい「ミッション」を選び、
具体的にどんなことができるか、計画を立て、動き出します。
中間発表会で活動報告をし、お互いに評価しアドバイスしあい、
もらったアドバイスをもとに、活動計画を練り直し、再度動き出します
最終発表会で活動報告をし、さいごに、「私のSDGs未来宣言」を考える
という流れで学習に取り組んだそうです!icon12
そのほか、ラジオをお聴きの方やこのブログをお読みの方にもおうちで気軽に取り組める
SDGsの取り組みを紹介していただきましたので、
ぜひradikoのタイムフリーでチェックして下さいねiconN07