公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2021/11/11
今朝は、健康運動指導士で、ランニング・アドバイザーの
松見 輝子さんをスタジオにお招きして、
自粛明けの体づくりについてお聞きしました😊🏃
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新型コロナの感染拡大防止のため、
今年は長い間、自粛期間が続きましたが、
ようやく、感染者数も大きく減って、感染予防をしながらですが、
外出したり、みんなで集まったりすることもできるようになってきましたね!
しかし、長引いた自粛生活の間に、体調を崩したり、
体のあちこちが痛くなったり、なんてことも少なくないようです。
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それだけでなく、1年以上続いてきた、
コロナによる「新しい生活様式」によって
みなさんの生活スタイルそのものも、
在宅勤務が中心になってくるなど
変わってきた、ということもあるようですね。
でも、そんな在宅中心の生活習慣が、
思わぬ体の不調を招いている、ということも
あるみたいなんです😣
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松見さんは 健康運動指導士として、
普段はスポーツ施設でエアロビクスやアクアビクス等の指導や、
自治体から御依頼を受けて生活習慣病予防や高齢者の方へ、
フレイル予防の運動指導をしているそうです✌
※『フレイル』とは、加齢と共に運動機能や認知機能が低下し、
日常生活に支障が出て介護状態になる一歩手前のことです。
『フレイル』を予防するには、家に引き籠らず、
外へ出て、人と会って、適度な運動をして、
心と身体を元気にする事が大切だそうです。
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松見さんによると、自粛期間中、適度に外へ出て体を動かしていた人と、
徹底的な自粛モードで家に閉じ籠っていた人と比較すると、
体調やメンタル面で著しい差があるとのことです。
また、リモートワークで、体を動かす機会が減った方も多く、
座りっぱなしの生活が続いて姿勢が悪くなり、
体の痛みや体の不調を訴えている人も多いとのことです。
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長時間座り続けていると、次第に骨盤が後傾して背中が丸くなり、
頭が前に出て顎が上がります。
それによって、重たい頭を支えている小さな首の筋肉に負担がかかり、
硬く縮んだ状態になって、頭痛、肩こり、腰痛が起こりやすくなるそうです。
胸郭も圧迫されて、背中の内側や横隔膜、
肋骨の間にある呼吸筋が硬くなり、呼吸が浅くなって、
自律神経のバランスも崩れて心身の不調にも繋がるとのことです。
背中を丸めて顎が上がる不安定な姿勢は、食道が狭くなり、
気道が広がり『誤嚥性』になるリスクもあるそうです。
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松見さんには、体に負担がかからず、健康になれる座り方を教えていただきました!
1,足の裏全体を床につけます。
足の親指側の母指球、小指側の小指球、踵の3点が床についているか、
そして、股関節と膝がほぼ直角になっているか確認してください。
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2,次に、骨盤の一番下にある座骨で座ります。
分かりにくい場合は、座りながら、お尻を前後左右に動かせて、
座骨の骨を探してください。
椅子に座っている時の体の重心は、第9胸椎の前ですので、
首と体幹が垂直になって重心線がまっすぐになり、安定した座り方になる、とのことです!
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他にも座ったままできるストレッチ、
正しいウォーキングの方法、お家でできる体をほぐす工夫など、教えていただきましたので
ぜひradikoのタイムフリーで放送をチェックしてみてくださいね!