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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2021/11/30

今朝は、「滋賀骨髄献血の和を広げる会」のメンバーの

中村圭太さんをスタジオにお招きして、

ご自身の体験をもとに、「骨髄バンク」登録への呼びかけを含めて

「骨髄バンク」について、どういったシステムなのかをお聞きしました😊

昨年、信楽を舞台にしたNHK朝のドラマ「スカーレット」で、

主人公の女性陶芸家の息子が白血病になり、骨髄移植をするために

骨髄液の提供者、ドナー探しと募金を集める活動をする、

といった場面がありましたが、

この作品のモデルである女性陶芸家は実在の人物で、

甲賀市信楽町の陶芸家、神山清子さんです。

長男の賢一さんが白血病を患い31歳で亡くなるまで、

親子で骨髄バンクの設立に奔走したという実話で、骨髄バンク設立者なんです!

骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患などのため

「骨髄移植」などが必要な患者さんと、

それを提供するためのドナー登録者つなぐ事業です。

移植をするにはHLAという

血液中の白血球の型が適合しなければなりません。

その確率は兄弟姉妹の間でも4分の1、

血の繋がっていない他人になると数百~数万分の1の確率になるとのことです。

適合する可能性を少しでも上げるためには

一人でも多くの方のドナー登録への協力が必要なんです。

それが一人でも多くの患者さんの命を救うことにつながります🙌

中村さんは実際にドナー提供者になった経験があります。

そ、骨髄移植自体についても、医療行為を行うので

少なからずリスクはありますが、

もし自分の子どもが、家族が骨髄移植を必要になった場合、

どういう思いで待つだろうかと想像したとき、

自分の中に提供しないという選択肢はなかったそうです。

実際にやってみて感じるのは、

「自分の勇気が、決断が直接誰かの命を救った」

こんな経験をできることは人生でほとんどないということだそう。

患者さんの命を救うだけでなく、

これからの自分の人生にとっても大きな励みや自信となって支えてくれているそうです!

中村さんが所属する「滋賀骨髄献血の和を広げる会」について

詳しくはホームページやFacebookをご覧ください!

https://wanokai1994.amebaownd.com/

また、興味のある方や登録希望の方は、

電話 090-1620−4612 

事務局の片岡さんまで、お問い合わせください!

メールでの質問やボランティア希望も随時受付中です!