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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2022/03/08

今朝は、大津オルタナティブスクール「トライアンフ」代表の
谷川 知さんにお電話で話を聞きました☎😊

「トライアンフ」は、谷川さんのお子さんが不登校になった経験をもとに、

さまざまな理由で、学校に行きたくない、行けない、

または行かないという子どもたちが、

安心して過ごせる「居場所」となる場所を作ろうと、
2019年9月にスタートしました🏫🏠
場所は、大津市の中心市街地にある、

築120年の町家を改装した「大津百町館」で、

毎週水曜日と金曜日の午前10時から午後1時まで開校しています!

トライアンフは授業形式で勉強を教える、という形ではなく、

自主的に勉強したいと思ったら、スタッフが必要に応じて

わからないところを指導するなどフォローしているとのことです📒

もともと不登校は小学4、5年生ぐらいの子どもが多かったそうですが、
近年、新型コロナの影響で、小学2、3年から

学校に行けなくなる子どもが増えてきたそうです。
低学年では、自主的に勉強するにも限度があるので、
子どもさんの様子や必要に応じて、個別指導をすすめる場合もあるそうです。

自主勉強以外に取り組んでいることとしては、

大きく分けて2つあります。

一つ目は、明日都浜大津にあるカフェ「アンビシャス」の運営です☕
第1・第3金曜日に、自家焙煎・ハンドドリップのカフェ「アンビシャス」を開いており、
「トライアンフ」に来る子どもたちで、カフェの運営をしているそうです!
実際に、開店準備からコーヒーのドリップ、販売活動まで
実際の社会活動につながる活動をすることで、

生きる力を養おうという目的で取り組んでいらっしゃいます💪

自分のいれたコーヒーを飲んでもらって

「おいしい」と言ってもらえることで、学校の勉強などでは得られない反応

言葉をかけてもらえるのが、大きな励みになっているそうです😙
それだけでなく、1杯350円のコーヒーを3人分、となると
お金をもらうとき、計算しなければいけません。
そこで、実際に「かけ算が必要」と気づくことで、
じゃあ、勉強しようとやる気になる、勉強するためのモチベーションが
わいてくる、ということがあるそうです✨

もう一つ、取り組んでおられるのが「探求学習」です📝
不登校の子どもの中には、学校の授業、勉強は苦手だけれども
自分の好きなことや得意なこと、興味を持っていることがあって、
そのことに対して、ものすごい専門知識を持っていたり、
豊かな才能を発揮する子どもがいるそうです😲
例えば、メダカについて、すごく興味のある子ども、
昆虫博士、といってもいいくらい昆虫に詳しい子ども、などを
大人の専門家とつないで、もっと、その興味・関心の強い部分を
伸ばせるように、取り組んでいるんだそうです。
学校の教科ではなく、子どもたちの興味・関心にフォーカスして

得意なこと、才能のあることを伸ばすために
時間をついやし、年に一度の「研究発表会」で、学びを発表することで
子どもの自信につなげる、という学習をしていらっしゃいます👏

谷川さんのお話を聞いて、もっと知りたい、と思われた方は、
ぜひ「大津オルタナティブスクール トライアンフ」で検索して
ホームページをご覧ください!
https://www.otsu-triumph.com/