公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/07/26
今日は、びわこ草津帰国生支援ネットワークの
朝比奈涼子さんにお電話をつないで、お話をお伺いしました😄📞
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みなさんの周りには、帰国子女と呼ばれる人がおられませんか?
海外で勤務する保護者とともに海外で暮らし、日本へ帰国してきた
子どもをいいますが、最近は「帰国生」と言い換えられるように
なっているそうです。
びわこ草津帰国生支援ネットワークでは、
今年5月に有志が集まって活動をはじめ、これまでに3回、
交流会を開催しました🙆
草津市を中心に、滋賀県内の帰国生とその保護者の方々を支援していきたいと、
これから、会員を募集して本格的に活動を始めようとしているところだそうです💪
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朝比奈さん自身も、去年7月に旦那さんの海外赴任先であるロサンゼルスから
帰国して、草津に住み始めたそうですが、
小学校低学年の娘さんが、なかなか日本の学校のシステムに馴染むことができず、
大変な思いをしている、ということがあったそうです。
同じ境遇の人と話がしたい、という思いから、
帰国子女の親御さんの集まる会がないか、探したことがきっかけで、
会の発足に至ったそうです!
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日本に帰国して1年になりますが、いまも、学校に行くのがしんどいみたいで、
朝、子どもさんと一緒に登校して、教室までついていくなどして支えていらっしゃいます。
それが甘えなのか、ストレスなのか、よくわからないのが親としても不安だそうですが、
交流している帰国生の先輩によると、帰国生が感じる疎外感というのは
一生続くほどのものだ、とも言われたそうです。💦
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また、会に参加している、他の保護者の方からも聞いた話だそうですが、
海外から日本へ帰国することになったとき、
やはり、住む地域の学校などの
情報を知りたい、と、各市町の教育委員会に問い合わせたりしても
ほとんど、情報をもらえなかったそうです😥
また、日本の学校に通う外国籍の子どもとちがって、帰国生は見た目は
日本人で、普通に日本語で会話もできるので、サポートしなくても大丈夫、と
思われている、ということもあるそうです。
そのため日本の学校のシステムや習慣がわからない、という帰国生は
どうしても、おざなりにされがちになってしまいます。
日常会話はできても、学習面での日本語がわからない、という子もいますが、
なかなか、そういうところに寄り添って、サポートするような体制がない、という現状があります😔
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そこで、びわこ草津帰国生支援ネットワークでは、
これから帰国する方へ向けて、必要な情報提供ができるように、
「他の帰国生がいる学校、帰国生が多くて安心できる学校はどこだろう」
といったような、最新の情報を収集し、提供できるような体制を
作っていこうと考えているそうです👌
また、帰国してから、学校になじめず戸惑っている方に向けては、
学校の中で子どもをケアするスタッフが少ない、という現状もありますので、
学校だけに頼らずに、帰国生の保護者が情報を共有したり、
サポートしあうことで帰国生を支えていくように、
活動をしていきたい、と考えていらっしゃいます👀
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現在会員を募集中で、
海外に滞在し帰国した人なら、どなたでも入会できます😊
現在は、月1回、草津で交流会を開催していらっしゃいます
フェイスブックに「びわこ草津帰国生支援ネットワーク」のコミュニティを作り、
会員を募集していらっしゃいますので、困っておられる帰国生のご家族の方は
ぜひ、アクセスしてみてください!
イベントも企画し、参加者も募集していらっしゃいますので、
そちらも併せてチェックしてみてください◎
https://www.facebook.com/groups/321107276784613
お問い合わせはメールアドレス932kikokusei@gmail.com までどうぞ。