公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/10/05
本日は、甲賀の地域おこし協力隊となり、
忍術書「間林清陽(かんりんせいよう)」を発見した
福島 嵩仁 さんに電話でお話し伺いました
「おはようでござる!」という言葉と共に登場した福島さんは、
“忍者”というわけではなく、甲賀の地域おこし協力隊として
忍者の観光や調査・研究などに携われています
忍者というと黒装束なイメージが多いですが、実際は違っていて、
黒装束は江戸時代の歌舞伎などから生み出されたイメージなんだそう
元々は大手IT企業で働いていた福島さん。
会社を辞めた後は、なんと三重大学・大学院にできた
忍者・忍術学コースに入学忍者の研究を始め、
2018年に地元の甲賀忍術研究会が主催する
「甲賀流忍者検定」で上級に合格しました
そんな“忍者オタク”の福島さんですが、
忍者に魅力を感じたきっかけは
幼い頃から読んでいた人気漫画「落第忍者乱太郎」
(忍たま乱太郎の原作)
その頃から「忍術」に関する本は読んでいたそうで、
ガッツリハマったのは、社会人になってから
東京で外国人向けに 忍者体験プログラムを提供していた道場で
手裏剣の使い方などを習い、虜になったんだそうです
そして今年、福島さんの忍者愛があってか、
江戸時代に書かれたとされる「万川集海(まんせんしゅうかい)」という忍術秘伝書、
その忍術書の基となったとされる「間林清陽(かんりんせいよう)」を、発見
中には、竹からまきびしを作る方法や、大勢の敵に囲まれた際の戦い方、
番犬にほえられないように手に
鬼の文字を書いて九字を切るという呪術もあったそうです
今後は「間林清陽」の中身を
わかりやすく読める形にまとめた本を出版したいとのこと。
番組では他にも、今住んでいる家が忍者の末裔が住んだ古民家、
“忍者”について詳しく知りたい方は、「甲賀流リアル忍者館のホームページ」、
また、福島さんが個人で製作している忍者の情報を集めたサイト
「Ninjack」で検索して確認ください