公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/11/16
今週は明治創業で130年のお店
「古梅堂 磯貝表具店」の5代目
表具師の 磯貝 理絵さんに電話でお話しお伺いしました📞🎶
表具師とは、ふすまや障子、
掛け軸、屏風、ついたてなど、紙を利用した建具を、
和紙や布、のりを使って仕立てたり、修復をしたりするお仕事で(絵の具で❗)
一般家庭にもあるものから、芸術的価値のあるもの、美術品などなど
扱う対象は多岐にわたり、細かな手作業で新調や張り替えを行われています💪🔥
また、磯貝さんは主に「補彩(ほさい)」と呼ばれる
時間が経ち絵の具が剥げ落ちたもの、穴が開いたりしたものといった
掛け軸やついたての修復作業を担当されており🔍✨
和歌山県にある「高野山 恵光院」大広間の襖絵17面を
1年9ヶ月かけて修復したこともあるんだそうです😲❗❗
そんな、現在5代目として活動されている磯貝さんですが、
実は、最初から家業を継ごうと思ってたわけではなく、
芸大に通っていた頃は、絵の具ではなく
パソコンで描く“メディアアート”という分野を専攻されていました。
ですが、モニターを見ながら絵を描くことが肌に合わない思った磯貝さんは
3年生の時に“古画研究”という分野に変更し、日本画の良さを見出されました💫
番組では他にも、8年以上の修行、仕事上での親子の関係、
旧街道にあるお店、などについてお話しお伺いしました〜🎵