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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2020/09/29

今朝は、滋賀大学経済学部・准教授山下悠(やました・ゆう)さん
スタジオに来てくださいましたkao_21
今年は、本当なら東京オリンピック・パラリンピックで盛り上がっていたはずが、
新型コロナウイルスの世界的流行という想定外の事態となり、
だれもが何らかの影響を受けるという状況になりました。
何と言っても影響が大きかったのが、経済面ですが、
人と出会って話す機会を減らすという「新しい生活様式」が定着することで
社会全体が変化してきている、そんな流れの真っ只中にありますtenki_1
この流れは、コロナ収束後にはどうなるのでしょうか?
その中で、私たち自身、どんな変化を求められているでしょうか?
といったことを詳しく話していただきました。
山下さんは、1980年生まれ、奈良市出身で、神戸大学経営学部、
神戸大学大学院経営学研究科を卒業し、
2013年から滋賀大学経済学部の講師、その翌年から准教授を務めておられますOK
専門は企業経営の分析や中小企業のインターンシップ制度などで、
これから起業したい人に向けた教育にも携わっておられるということですiconN29
現在、滋賀大学経済学部では
大人数の授業ではオンライン少人数の授業では対面授業が行われているそうですkao_13
小中学校や高校はクラス全員が同じ教室で学ぶ、通学範囲も限定されているので
もし感染者が出ても、比較的検査対象になる人数が把握しやすいそうです。
  
しかし大学は、通学範囲が広く滋賀大学の場合も京阪神から通う学生もいる、
一度に大人数が集まって授業を受け、次の時間にはそれぞれがバラバラに別々の教室に移るので、
もし感染者が出た場合、一気に感染が広がる可能性が高い、大学そのものが感染リスクの高い場所だそう。
実際、他府県だが大学でのクラスターの発生もあり、
感染リスクを下げるためにオンライン授業を続けざるを得なかったそうですkao_15
その他のコロナ感染予防のための影響など、詳しく話していただきましたので、
radikoのタイムフリーでチェックして下さいねiconN07
新型コロナがもたらした「新しい生活様式」でライフスタイルが
変わってきたことで、これから新しい需要が生み出されることもあり、
それが経済を回す力になっていくだろう…と言われています目
新型コロナによる外出自粛などを通して、通勤、仕事の移動や、
社員を集めた長い会議など見ようによっては「ムダ」にやっていたことが
削ぎ落とされてシンプル、効率的になりましたicon12
コロナ以前から、「なんでもモノやサービスを作れば、売れる」という時代は終わったと言われてきましたが、
コロナによってそれが決定的になではコロナ後にどんなものが求められるようになるか、
今までとは違う、新しいビジネスを生み出すチャンスにできる、良いタイミングですtokei3
そんな中、山下さんが行っている活動の1つとして、
週末の金土日の3日間で、起業体験をする
「スタートアップ・ウィークエンド」というイベントがあります!
昨年秋から守山市で開催していますiconN32
 
2007年にアメリカのシアトルで始まり、世界中に広がったプログラムで
ビジネスを始めたい、起業したいという人が、その前にプログラムに参加して、
起業のいちばん最初の一歩となる「スタートアップ」を体験する、というものですiconN36
日本では2009年に東京で初開催、ご自身は2016年に彦根で開催されたプログラムに参加し、
起業したい人を応援しようと、昨年から、奈良と滋賀でイベントを開催しておられます。
だれでも、どこからでも参加できるので、小学生の参加もあったそうです!ランドセル
詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください!
パソコンhttps://swmoriyama.doorkeeper.jp/events/112032