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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2023/09/05

昨年度まで、守山高校のPTA会長

そして滋賀県公立高等学校PTA連合会会長を務めておられた、

炭谷さんにお電話でお話を聞きました😊📞

炭谷さんは、児童福祉の分野が専門の、大学教授です📝
また、保育園で子どもたちがのびのびと育つ環境づくりをお手伝いする
「一般社団法人スタジオふらっぷ」という団体の代表理事を務めていらっしゃいます🙌

そんな炭谷さんが思う「PTAの存在意義」について、

2つ意見をあげてくださいました。

一つは、学校運営のサポートです🏫

保護者という立場から、

学校運営に関する意見を取りまとめて学校側に伝える、というのはやはり大事なんだそうです。

もう一つは、保護者が楽しむため、だそうです!
炭谷さんの場合は高校のPTAだったので

保護者は40歳代から50歳代の人が多かったそうですが、

普段、仕事では出会わない職種の人たちと一緒に活動できることで、

異業種交流的な一面もあったとのことです👌
それぞれの持つ能力やリソースを活かして活動できるという意味では
仕事と違った楽しみがあるとのことです😄

しかし、時間がないから役員はできない、会議の時間が長すぎる、
遅い時間には集まれない、そもそも強制加入させられるのはおかしいなど

PTAに否定的な意見が集まっているのが現状です😔
一方でPTAはなぜ必要なのか、PTAの意義や狙い、目的といったことについては、

ほとんど議論されていないそうなんです。

これからのPTAのあり方を考えてみると、

今のように、PTAに強制参加という形のままでは立ち行かなくなると思うので、
いろんな参加の形を作る、というのも一案です。

例えば、積極的に組織運営や活動に関わる正会員と、

活動にはあまり関わらないが会費など金銭的にサポートする賛助会員、という形にする、

という方法も考えられます👍
また、学校の運動場の草刈りなど、

PTAでやっている活動で業者に任せられるところは、

PTA会費からやりくりして、外部委託する、ということもできます😊


その一方で、PTAの活動を通して、

保護者のみなさんの生活の質を向上させる役割を果たしていく、ということも挙げていただきました🙋

実際に炭谷さんがPTA会長をしていたときは
例年、高校のグラウンドの草刈りは生徒がやることになっていたところ、
ある保護者から「もう少し、学校に貢献したい」という声が上がったことから、
PTAで草刈りをすることになったそうです👀

そうすると、およそ200人の保護者が集まり、

2時間ほどで作業を終えることができたとのことです!
その間に、作業をしながらおしゃべりしたりすることで、仲良くなった人もいますし、
それをきっかけに、PTAの本部役員を引き受けてくれた人もいたそうです🌟
炭谷さん自身も、PTA役員をしたことで仲良くなった保護者の方と、
その後も連絡を取って食事をしたりすることがあるそうですが、
職場でもご近所でもない、いろんな人と出会える場所というのは、

社会人になるとなかなかないので、
そういう意味で、社会に貢献できる場所であり、いろんな人と出会える場所として
PTAは、もっと楽しく運営できるのではないかと考えていらっしゃいます👏

今、PTA活動に関わっている方はもちろん、

小中学校や高校に通うお子さんを持つ保護者の方は、ぜひ、今日のお話を参考に、
自分ならどうするか、立ち止まって考えるヒントにしてみてください!🍀