公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2023/10/24
今日は、自らもセルフリノベーションに取り組んだ経験から
「空き家改修の教科書」という本を出版された、
高島市在住の福井さんにお電話をおつなぎして、お話をお伺いしました😊📞
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高島市の中も山の方、山の中腹にある在原という集落で
自分の手で改修した古民家で暮らしながら、米農家をしていらっしゃいます🌾
また、非常勤講師として働く傍ら、
「田舎暮らし体験施設」の立ち上げに向けた活動にも取り組んでいるそうです🏠
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福井さんは2002年に仕事を辞めて、
高島市在原の築150年の茅葺の古民家を購入し、田舎暮らしをスタートさせました。
古民家は自分で改修して、住めるようにしたそうです!👀
もともと建築に関わる仕事をしていたそうですが、
やっていたのは図面を製作する設計で、実際に自分の手を動かして、
建物を建てるという作業はしたことがありませんでしたが、
せっかくなら、自分の手で改修してみようと思い、
7年かけて、セルフリノベーションに取り組んだそうです!💪
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さらにその後、高島市で移住促進の活動をしているNPO法人
「結びめ」が開いた「空き家改修講座」で講師を務め、
参加者に指導しながら作業してもらって、
これまで3軒の古民家をリノベーションしたそうです🎊
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そんな中、「結びめ」がクラウドファンデイングで行った
リフォーム塾の返礼品として、
福井さんの経験やリフォーム塾の取り組みをまとめた冊子を作ろうということになり、
「空き家改修の教科書」として、出版することになったそうです📖✨
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そうですね。家を建てる時に参考にする本というのはたくさん出ていますが、
古民家を直す本は、今でもあまり少ないように思います。
特に、腐ってしまった床をどうするか、折れている軒先をどうするか、
といった、本当に傷んだボロボロの家を、どうすれば直せるのか、
そういう本は、ありませんでした。
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まさに、福井さんがセルフリノベーションをしていたときに、
欲しかった情報やハウツーが満載の本で、
空き家の探し方、平面図の描き方や工具の紹介という基本からスタートして
屋根や床、土塀の改修など自分でできる工事について、
福井さん自身が手書きしたイラストや写真をふんだんに使いながら、紹介しているそうです🙋
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さらに福井さんは、
過疎化している地域に訪れたり、滞在して交流する「関係人口」を
増やしていきたい、という思いで、
現在、在原地区の施設を改修していらっしゃいます!
田舎暮らしの体験施設…「田舎暮らしラボ 古今集」という名前で、年内オープン予定です。
施設では、田植えや稲刈りなど、さまざまな田舎体験メニューをそろえ
宿泊もできるようにしていく予定だそうです。
また、リフォーム塾も定期的に開催したいと考えていらっしゃいます!👌
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本日紹介した、「空き家改修の教科書」は、
NPO法人結びめのホームページから購入することができます。
また一般書店やネット通販でも購入可能となっていますので
セルフリノベーションに興味のある方は、ぜひ、手に取ってみてください😊