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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2024/04/16
今朝は、大津市市民部 文化財保護課の岡田さんに
お電話でお話を聞きました😊📞
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先日、明智光秀が築いたという「坂本城」の遺構が見つかったというニュースが、
全国的な注目を集めました👀
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見つかったのは、坂本城の三の丸の遺構で、石垣を持つ掘です。
石垣は全長、およそ30メートル、高さは1メートル前後で、
比叡山周辺で産出される、花崗岩などの石材が多く使われていました。
また、石垣に面して堀があったこともわかりました!
発掘現場は、琵琶湖岸から直線距離でおよそ300メートルの位置にありますが、
堀でここまで、船が入ってこられたと考えられているそうです。
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坂本城は、織田信長が比叡山焼き討ちのあと、
明智光秀に命じて築城されたといわれており、
ポルトガル人宣教師のルイス・フロイスが
「信長が安土山に建てたものにつぎ、この明智の城ほど有名なものは天下にない」と
書き残したほどの城でしたが、本能寺の変のあと、一度焼失し、
その後、大津城が建てたれるにともなって、完全に失われてしまいました😣
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一般的に、城は町のなかのこの範囲、というふうに描いた「絵図」が残っていたりするので、
そうした絵図をもとに発掘調査をすることで遺構が見つかる、といったことが多いそうですが、
坂本城には、そうした絵図など、歴史的な史料、紙に記録された史料も
まったく残っておらず、具体的に、どれくらいの規模のどんな城だったのか謎に包まれていたんです。
そのために「幻の城」と言われてきた、ということがあります🏯
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今回の発掘調査を受けて、大津市埋蔵文化財調査センターで、
緊急ミニ企画「坂本城跡」展が開催されています!
こちらでは、昭和54年の発掘調査で、
坂本城本丸とされる範囲で出土した瓦や陶器が展示されていますので、
興味のある方は、ぜひご覧ください😆
5月31日(金)まで開催されています。入場は無料です。
ただし、土日・祝日はセンターはお休みということなので、ご注意ください。
また、今回の坂本城発掘調査についての資料は
大津市 文化財保護課のホームページに掲載されていますので、
詳しく知りたい方は、ぜひそちらをご覧ください💁