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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2024/07/10
本日は、錺金具師(かざりかなぐし)の4代目を継がれた
彫金師(ちょうきんし)の小林 浩之さんに
電話でお話しを伺いました📞
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錺金具師とは、寺社建築や仏具などの装飾部分を製作する職人を指し、
彫金師は、金具に模様を掘る職人のことを言います✨
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彫金を施すには、金属や岩石を加工するための工具のタガネを
金槌で打ちつけて金属に模様を描いていくそうで、
さらに、タガネによって様々な模様があり、
小林さんは3,000〜4,000本の膨大な数のタガネを持っていらっしゃいます😳
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ちなみに伝統工芸の錺金具は、
家庭用仏壇に見られる金色の飾り物やお寺などの襖の引き手のかざり模様、
わかりやすいところで言うと、大津祭の曳山を彩る錺金具
鳳凰をかたどった隅金物、麒麟の幕押え金物、
大津市の長等商店街にある「大津祭曳山展示館」で見ることができます😁
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また小林さんは、2020年にCASIOのGショックに彫金を施したそうで
限定モデル『衝撃丸』に龍が天に昇る姿を描かれました❗❗(素材はチタン)
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番組では他にも、師匠でもある父が「現代の名工」に選ばれた当代きっての彫金師というお話、
イタリア留学をきっかけに錺金具師を継がれた話、今後の展望など、お話お聞きしました〜🎶
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