公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2020/08/04
今朝は大津市在住の「おもちゃコンサルタントマスター」、杉山春菜(すぎやま・はるな)さんが、
スタジオに来てくださいました
今年はいつもより遅めに夏休みが始まりましたが、
新型コロナウイルスの感染がまた広がりつつあり、
いつものように、プールに行ったり、テーマパークに出かけたり、
人の集まるところに出かけるのは、ちょっと控えた方がいいな、という状況になってきていますね
しかし、遊びの天才といわれる子どもさんは、
おうちの中でも、ちょっとしたきっかけがあれば、いろんな遊びを楽しむことができます
しかも、手に入りやすいありふれた素材で、自分でおもちゃを作って楽しむこともできるんです
杉山さんは、保育士として働く中で、子どもの遊びとおもちゃに興味を持ち、
NPO法人「芸術と遊び創造協会」が認定するおもちゃコンサルタントマスターの資格を取得。
保育園や児童館などで、子どものおもちゃ選びのための「おもちゃと遊びの広場」を開催するほか、
「紙皿シアターまんまるちゃん」と題したパフォーマンスを披露し、
子どもの成長に役立つ遊びの体験を届ける活動をしておられます
番組では、トイレットペーパーの芯を利用した「クラッカー」や、ペットボトルの「マラカス」、
ラップの芯とひもを使ったおもちゃ、
洗濯ばさみと輪ゴムの「人形」の作り方を紹介していただきました
さらに、
大人と一緒にがんばって作ると楽しい「おもちゃ」を、
「レインスティック」
<材料>
ラップの芯・つまようじ30本ほど・米やビーズ・厚紙・千枚通し・かなづち
<作り方>
①つまようじをラップの芯の直径に合わせて切る
②千枚通しなどでラップの芯に1~2㎝間隔で穴を開ける(大きすぎないように)
③穴につまようじをさし、かなづちなどで叩いていれる
④ラップの芯の片端を厚紙でふさぐ(米やビーズがこぼれない様にしっかり閉じる)
⑤米やビーズなどを入れ、ラップの芯を上下させて試し聞きする
⑥好きな音になったらもう片端を厚紙でふさぐ
⑦ラップの芯に紙を貼ったり、模様をつけたりして出来上がり
「くるくるおはじき」
<材料>
ペットボトル容器(大きさは自由)バーベキューなどの竹串・花形のおはじき
手芸用ワイヤー0.8㎜のもの・竹串を固定するための大ビーズ・ボンド
<作り方>
①竹串をペットボトル容器の高さに合わせて切る
②竹串にワイヤーを細かく巻く(5㎜間隔くらい)
③竹串の片端に大ビーズを付け、ボンドでペットボトル容器の底に固定する
④ボンドが乾いたらおはじきを適当な数、竹串に通す(配色も考えて)
⑤ペットボトルの蓋をして竹串が動かないようにする
⑥蓋にビニールテープやマスキングテープを巻いておくとよい
※子どもは大人が思いもかけない遊び方、使い方をすることがあります。
一緒に遊んだり、言葉をかけたり、遊びのモデルになったりしながら、
危険なこと・故障には大人が目を配り、気を付けてください。
よい「おもちゃ」は、心地よい音、動きの変化などが楽しめる、ということが大切であり、
コミュニケーションを豊かにしてくれるものでもあるそうです
家にあるものも、見方を変えたり、一工夫をすることで
子どもの想像力を豊かにしてくれる「おもちゃ」にすることができる、
保護者の方は、そんな「きっかけ」づくりをしてあげてほしいそうです
ぜひ今年の夏は手作りおもちゃで、親子でおうち時間ををお楽しみください
この放送を聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、
radikoのタイムフリーでお楽しみください