公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2020/07/28
今日は高島市のNPO法人「絵本による街づくりの会」代表の平松成美(ひらまつ・しげみ)さんに、
お電話でお話をお聞きしました
夏休み前後で、再び全国的に新型コロナの感染者数が増えてきて、
今年の夏は、プールやテーマパークなど、
人が集まる場所にはちょっと出かけづらい夏になりそうです。
そんなときこそ、手にとって楽しみたいのが「絵本」ではないでしょうか
テレビやインターネットにあふれる情報とは一味もふた味も違った形の
「絵」や「ものがたり」を通して、新しい世界が開けそうです。
子どもさんに、絵本を楽しんでもらいたい、というのももちろんですが、
大人にも楽しめるものなんだそうです
平松さんは、高島市で「絵本による街づくりの会」を立ち上げ、
17年近くにわたって活動を続けてこられたそうです。
五感で絵本を楽しむ活動として、
例えば田植えであれば、田んぼに、お米、田んぼにいる生き物、
おむすびころりんといった絵本をもちこんで、田んぼで絵本を読む。
つまり、田植え体験をしたくて参加したら、そこに絵本があって、絵本に興味なかった人が、
体験活動の場で絵本に出会い絵本の魅力に気づいていただく…
というような取り組みをされているそうです!
今は家にいてもいろんな娯楽がありますが、
子どものいちばん身近にいる大人、つまり、おとうさんやおかあさん、
おじいちゃんやおばあちゃんが絵本に関心を持ち、絵本って楽しい!と思い、
我が子と、あるいは孫と、「この絵本を楽しみたいなぁ」とか、
「この絵本を読んで孫の喜ぶ顔がみたいなぁ」とかっていう気持ちを持つことが
子どもにとって絵本を読んでもらう、楽しんでもらうきっかけになるそう
絵本といえば「ものがたり」のイメージが強いですが、
年代に関係なく、新しい知識や発見との出会いもあります
例えば本の題名がわからなくても、
図書館に行って、「水がどこからくるのかわかる絵本ありますか」と伝えれば、
そのリクエストにあった絵本を、司書さんが探してくれます。
是非皆さんもこの機会に絵本を手に取ってみてくださいね
番組では読み聞かせのコツや、
夏に合ったおすすめの絵本などを紹介していただきました!
この放送を聴き逃した方や、もう一度聴きたい方は、
radikoのタイムフリーでお楽しみください