公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2025/03/11
今朝は大津市社会福祉協議会地域福祉課の
大橋さんがスタジオに来てくださいました
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大津市社会福祉協議会では、
「寺子屋プロジェクト」という活動に取り組んでいらっしゃいます
主に、夏休みや冬休みなど、小中学校が長期の休みに入る期間中、
大津市内の学区単位で、子どもたちが集まって宿題などができる場所として
「寺子屋」を地域で運営する、というプロジェクトです。
2014年にスタートし、現在は大津市の36学区のうち、
26の学区で「寺子屋」が開かれています。
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各学区で、呼びかけに応じてくれた地域のボランティアの方を中心に
学区ごとに独自で運営されていて、
「寺子屋」の会場は、市民センターだったり
学校だったり、お寺だったりと実に様々です。
地元の中学生や高校生、大学生なども、ボランティアとして関わっていらっしゃいます
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大津市では、昼間、保護者が家にいない小学生が
放課後や長期の休みに過ごせる場所として「児童クラブ」を各学区に設置していますが、
児童クラブは、一定の条件を満たした家庭の小学生しか、
通所することができません。また、登録料や保育料などの負担金も必要になります。
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一方「寺子屋」は、地域の子どもたちは、地域で見守ろうという理念のもと、
子どもが家族以外の大人と身近に接することのできる交流の場という意味合いも持っているので、
条件なしに、学区内の子どもさんなら、だれでも参加できる、というところに違いがあります!
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地域の子どもたち、だれもが気軽に参加できる「学習の場」を作ることで
そうした「貧困の連鎖」を断ち切るための力になれるのではないかと考えていらっしゃいます
大津市内の各学区の「寺子屋」の開催時期や会場などについて、詳しくは
電話番号 077―525―9316 大津市社会福祉協議会までお問い合わせください