公式ブログ

平和堂マイ・デイリー・ライフ

2021/08/17

今朝は、「滋賀むしの会」武田滋(たけだ・しげる)さん

お電話をおつなぎしてお話をお聞きしました😊☎

身近な生き物「昆虫」をつかまえて、遊ぶことからはじまる
自由研究や知的探求の楽しみについて、

教えていただきました🐞

「滋賀むしの会」

滋賀県の、昆虫愛好家が集まって、自分が専門とする昆虫の調査研究や
情報交換をしている、昆虫同好会です☺
メンバーは、60代から70代の「団塊の世代」が中心で、
月1回、第一土曜日に大津市の膳所公民館で定例会を開いてきたそうです👏
また、会員それぞれが、

子どもむけの昆虫観察会を開催するなどの活動に取り組んできたそうです!
最近はコロナのため定例会は休止していますが、

LINEで情報交換をしていらっしゃいます!

武田さんご自身は、

現役時代は、大阪府で高校の理科の教師をしており、
生物を専門に教えていらっしゃいました。
現在は、琵琶湖博物館にて、寄贈された虫の標本の整理や展示の準備などの
仕事をしているそうです👍

武田さんが話す、昆虫採集で一番大事なことととは、そして

小学生が取り組む自由研究でも、大人の昆虫採集でも目標とするところは同じで、

昆虫をつかまえたら、図鑑などでその名前を調べるということだそうです!
専門的には、これを「同定作業」といって、生物学の上では
とても大事な基本となるそうです。
自分の捕まえた虫の個体が、どういう分類の、なんという名前の虫なのかを
明らかにする、というのが、最終的な目標になるそうです。

もう一つ、大事なのは、虫をとったら、とった日付、場所、
とった虫の数と種類、その日の天気や気温などを、メモしておくことだそうです。
このような採集データがあると、学術的な資料として役立てることができます🙌

まずは、捕まえた虫を、虫かごに入れて持って帰ったら、
家で飼育してみる、そして死んだら標本にする、
そうすることが、お子さんが

小さな虫の命を大切にすることにもつながっていくそうです!

放送では標本の方法や昆虫採集から広がっていく世界についても

お話していただきましたので、

ぜひradikoのタイムフリーでチェックしてみてくださいね!