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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/01/05
本日は車椅子ユーザーの着物をプロデュースした
木村 寛子さんにリモートでお話しお聞きしました。
しょうがい者の相談センターに勤め、
同じ立場にある当事者が同じ悩みやしょうがいを持つ「仲間(ピア)」の相談に乗り、
自立支援を行う“ピアカウンセラー”として長年活動されていた木村さん。
木村さん自身も脳性麻痺のしょうがいを持っているからこそ、
当事者として理解できるという想いがあるそうです。
そんな木村さんは、2019年に独立し、
しょうがい者の支援を行う団体「マルチスイッチ」を立ち上げられ、
さらに昨年には当事者の立場から
車椅子に座ったままで着脱ができる「着物」をプロデュースされました!!
この着物の特徴は、お尻部分がくり抜かれている点。
これにより、座っている時に生地が引っ張られるのを避けられ、
トイレの心配も解消されます!
また、着物が上下のセパレートになっており、
座ったままでも着せる側からでも簡単に着脱ができ、
長時間着ていても苦しくないのだそう!!
現在はクラウドファンディングで集めた資金で
振袖6着、訪問着2着、色無地2着の計10着の着物を制作。
番組では他にも、木村さんが着物を作ろうと思ったきっかけや
着物だけでなく、“座ったまま着られる洋服”をプロデュースしたお話、
ご自身が立ち上げた団体「マルチスイッチ」の活動内容
などについてお聞きしました〜