公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/01/11
今日は「繊細」な気質を持つ人のカウンセラーとして活動している
オフィス和つむぎの 横尾 絵里さんに
お電話をつないで、お話をお聞きしました😊☎
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横尾さんは、「HSC」と呼ばれる、人一倍敏感な子どもと、
その親御さんを対象にしたカウンセリングや、
保護者向け、支援者向けの講座、啓発活動などに取り組んでいらっしゃいます🙌
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親御さんは子育てをする中で、例えばきょうだいの他の子よりも
手がかかる、ということがあると思います。
例えば、赤ちゃんのころからよく泣く、
(ふつうは6ヶ月から7ヶ月ぐらいからはじまる「人見知り」や「場所見知り」が
3ヶ月ぐらいから始まる、離乳食をなかなか食べない、
特定の肌触りの服を嫌がる…など)
といった様子から、気がつくことが多いそうです。
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「HSC」はアメリカの心理学者、アーロン博士が提唱し、広まっていった理論で、
生まれつき、そのような性質を持ったタイプの子どもがいる、
という理解が、少しずつされるようになってきているそうです。
生まれつき、脳に入ってくる情報を深く処理するという性質があるために
様々なことに、敏感に反応する、というタイプの子どものことをいいます。
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具体的には、音や光など、聴覚・視覚への刺激に対してとても敏感に反応する、
肌触りや痛みといった感覚に、敏感である
人の気持ちに敏感で、人の気持ちがよくわかる、共感性が高いため
例えば、周りの誰かが怒られていると、
自分も怒られているような気持ちになり、
落ち込むといったことになりやすいという事が挙げられるそうです🙋
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HSCは感受性がとても豊かなので、
アニメや映画の登場人物にものすごく感情移入したり、
すぐれた芸術性を発揮したりします。
その一方で、ものごとを深くとらえて考えるタイプなので
新しいことなど「まず、やってみよう」というよりも
よく見て、深く考えてから取り組む、ということがあるそうです。
考えている様子が、まるでかたまってしまったかのように見えてしまいます。
親御さんとしては、そういうとき、急かさないで待っていてあげる、
子どものペースを大事にしてあげることで、
豊かな感受性を伸ばしてあげることができるそうです🌱
親の立場からは、その子どもさんの気持ちを聞いて、
大事にしてあげる事も重要だそうです!
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大津市の「ハッシュタグ大津京」というシェアオフィスで
講座やワークショップを開催しています!
1月15日(土)はセミナー、
20日(木)は、親御さん向けのワークショップを開催、
また1月13日、26日、2月は
学校の先生や保育士、子どもたちと関わりのある活動をされている方を対象にした、
支援者向けの講座を開催予定です☝
「HSC HSP 親子のカウンセリングルーム」という
ホームページに、詳細を掲載していらっしゃいますので、
ぜひごらんください!
https://oyakonohiroba.shopinfo.jp/