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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2022/05/17
今日は、ちょっと変わった身近な生き物についての話題です。
滋賀県に、国内最長といわれる、ながーいミミズが生息しているのをご存知でしょうか?🤔
そのミミズについて、県民の皆さんから情報提供を求めている、という
全国ハッタミミズ・ダービー実行委員会 滋賀県支部 の
人見勅輔さんにお電話をおつなぎして、お話をお伺いしました☎😊
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ハッタミミズは、滋賀県内では、各地で普通によく見られるミミズですが、
一般的なミミズにくらべてとても長く、
最長で、全長が90センチを超えるものも確認されているとのことです👀
ただ、世界的にはめずらしく、日本国内で今のところ、滋賀県のほか
福井県と石川県で確認されているミミズで、環境省のレッドリストで
準絶滅危惧種にも指定されています。
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田んぼの畦と水のはった田んぼの境目ぐらいのところに、巣があり
糞塊(ふんかい)というフンのかたまりがまわりに積み上がっているので、
よく見ると、すぐに見つかるんだそうです🔬
琵琶湖博物館が行った調査では、琵琶湖を取り囲むように分布しており、
また、湖からはなれた甲賀や東近江地域でも見つかっています🚨
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人見さんは実は京都新聞に勤務していらっしゃって、
現在は本社勤務ですが、昨年まで滋賀県内の支局で、記者として県内各地を取材していらっしゃいました📒
2013年に、当時草津支局で記者をしていたとき、琵琶湖博物館で
ハッタミミズの長さを競うという「全国ハッタミミズ・ダービー」という
企画が実施されたとき、取材したそうです。
そこで、琵琶湖博物館学芸員の大塚さんに、
「昔はハッタミミズを薬として利用していたらしい」と聞き、面白いなと思ったそうです💊
ただ、詳しい記録などは残っていなかったため、自分でも調べてみようと思い立ち、
あちこちを取材しているときに、東近江市や草津市などで
お年寄りに話を聞いてみたところ、
「薬として使っていた」とか
「親に、薬だといって飲まされた」という話を、何人かから聞くことができたそうです!
そんな事例をまとめて、研究発表の会で話しをしてくれないか、と頼まれ発表もしたそうです🗣
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ハッタミミズを薬として使っていた、というところから、滋賀県の人たちが、豊かな自然の中で、
どんなふうに、暮らしの中に自然のものを取り入れ、利用してしてきたか、
ということを知ることができる、
これは大変貴重な記録だと人見さんは話します。
たくさんの情報が集められたら、改めて発表の場に出していきたいと思っているそうです!
みなさんの記憶を、記録として残していく最後のチャンスになると思うので
ぜひ、情報提供をお待ちしています🙆
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ハッタミミズを、薬としてどんなふうに使っていたか、という
「利用の仕方」や、「使っていた場所」、「使った時期」を
教えてもらいたいそうです!
昔の記憶をお持ちの70歳代、80歳代のおじいさん、おばあさんに
ぜひお話を聞いて、情報提供をおねがいします。
情報はメールでお送りください📩
メールアドレスは 8mimizu@gmail.com です!🐛