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平和堂マイ・デイリー・ライフ
2023/02/28
もうすぐ、3月3日の「桃の節句」、ひなまつりですが、
ひな人形やひなあられと一緒に
子どもも飲める「甘酒」を用意する方もいらっしゃいますよね😊
この甘酒、実は発酵調味料でもあるそうです。
飲んで楽しむのはもちろんですが、お料理に使うこともできるそうですよ🙆
今日は、「ズボラ発酵ごはんラボ」で
手軽に料理ができる発酵調味料について教えておられる
原佳子さんにお電話をおつなぎして、
甘酒について、いろいろとお話をお伺いしました🙌
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まず、発酵調味料とは米麹を使ってつくる調味料で、
「塩こうじ」「醤油こうじ」、そして「甘酒」が、基本の発酵調味料となります、
塩のかわりに「塩こうじ」、しょうゆのかわりに「醤油こうじ」
砂糖のかわりに「甘酒」を使うことで
発酵調味料を取り入れたお料理を、手軽に作ることができるんです🍳
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米麹からつくる甘酒には、砂糖はまったく使わないそうです🙅
甘酒の甘みは、発酵のはたらきによって、お米のでんぷんが
ブドウ糖に変えられることによって出てくる甘みなんです。
そのため、砂糖の代わりに、調味料としても使うことができるんです👌
例えば、ごま和えやたまご焼きに、
砂糖のかわりに甘みをつけるのに使ったり、酢飯を作るときにも使えます👀
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市販のものをお料理に使う場合は「濃縮タイプ」という、
どろどろしてパウチになっているものを選ぶとよいそうですが、
今回は、炊飯器を使って甘酒を作る方法を教えていただきました!💕
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<材料>
・生米麹・・・・100g
・炊いたお米・・50g
・水・・・・・・100g(乾燥麹を使う場合は、150g)
〇
<作り方>
①すべての材料をジッパ-付きの袋の中に入れて、混ぜます。
袋の口は1/3くらい開けておきます。
②炊飯器の釜の底にフェイスタオルを4つ折りにして敷き、
タオルの上に①の袋を置きます。
※タオルは薄すぎるものではなく、ある程度厚さのあるもので。
③炊飯器のふたは開けたまま、ふきんやタオルなどをかけて 8 時間保温します。
※時々袋の上から揉んで混ぜるとまんべんなく甘く柔らかく仕上がります。
※温度計があれば、60度前後になっているかどうかを時々確かめる。
④できあがったら清潔な容器にうつし、冷蔵庫で保存。
※保存できるのは、およそ3週間、夏場は2週間
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こうして作った、手作りの甘酒は、お料理に使うときの分量は、
お砂糖の分量の2~3倍ぐらいの量を入れると良いそうです😆
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さらに、ほかの甘酒を使ったレシピも教えていただきました👍
甘酒フレンチトースト
<材料> 2人分
6枚切り食パン・・・2枚
・甘酒・・・・大さじ3
・卵・・・・・1個
・水・・・・・大さじ1
・バター・・・5g程度(お好みで)
〇
<作り方>
①卵をといて甘酒と水を入れて混ぜます。
②パンを6等分に切って10分程度浸します。
③フライパンにバターをひいて弱火でじっくり焼きあげます。
※甘酒はつぶつぶが気になればペーストにしておきましょう
※酵素の活きた甘酒なので、あまり長時間浸さなくて OKです
数分浸したら、すぐに焼く。
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甘酒肉じゃが
<材料> 2人分
・男爵いも(4等分)・・2個
・玉ねぎ(くし形切り)・・半分
・にんじん(乱切り)・・1/4 本
・牛薄切り・・100g
※重さに対し10%量の甘酒で一晩漬けると、
牛肉が柔らかくなり、うま味も出ます!
・つけ込み用甘酒・・10g
・水・・・150~200 mℓ
・甘酒・・大さじ1
・醤油麹・・大さじ2 (醤油なら大さじ 1,5〜2)
・みりん・・大さじ 1/2
〇
<作り方>
①鍋に油(分量外)をひいて中火で熱し、
牛肉を炒め、じゃがいも、にんじんを表面が透き通るまで炒めてから、
玉ねぎを加えて全体を炒める。
②水と調味料を入れ、落とし蓋をして 10 分煮る。
③落とし蓋を外して約 5 分煮る。(水分が半分になるくらいまで)
※作ってすぐより一晩冷蔵庫で冷ますと味がしみてよりおいしいです!
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原さんが主宰されている「ズボラ発酵ごはんラボ」では、
オンライン講座を定期的に開催されていらっしゃいます!👏
3月は手作りみそ、基本の発酵調味料のレッスンを行われるそうです。
料理好きの方はもちろん、手間をかけずに
おいしく、楽しく、健康的な食生活をしたい、という人は、
ぜひ、発酵調味料の手作りにチャレンジしてみてください!🤗
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オンライン講座は、ネットによる事前申し込み制になっています。
興味のある方は「ズボラ発酵ごはんラボ」で検索すると、
教室ブログが出てきますので、ぜひそちらをご覧ください!