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平和堂マイ・デイリー・ライフ

2025/06/03

今日は
ファイナンシャルプランナーの、

辻さんにお電話でお話を聞きました😄

今日のテーマは「トランプ関税」です。
関税とは、外国から商品を輸入する際にかけられる税金ですが、
海外から物品が国内に入ってくるときに、その物品に応じて、価格に税金が上乗せされるというものです。
具体的な例で説明してみると、
Aという国から400万円の自動車を輸入するとします。
日本政府がA国にかけている自動車の関税は10%とすると、

輸入された自動車には、税関で400万円に対して10%、

つまり40万円の関税がかけられて、それを、輸入業者が、日本政府に支払う税金、ということになります🚗

さらに、日本車が200万円、アメリカ車が200万円、同じ価格で販売されているとします。
アメリカ人の消費者の意識が、
「日本の車の方が、壊れにくいし、燃費もいいし、

コスパがいいから日本車を買いたい」という人が多い状態だったとしますね。
そこで、アメリカ政府が、日本車に50%の関税をかけたとしましょう。
そうすると、200万円だった日本車に、100万円の関税が上乗せされて、
支払う金額が300万円になってしまいます。
そうなると、アメリカの消費者は、

「日本車は性能はいいけど高すぎるな。
それなら、アメリカ車を買おう」という動きになりますよね。
トランプ大統領には、そうやって、
「アメリカ国内の製造業を復興させよう」という狙いがあるということなんです💡

滋賀県はものづくりの県ですし、

自動車・自動車関連部品の製造にかかわる企業も多いことから、

この「トランプ関税」に関する相談窓口を
県内16か所に設置するなど、対応が進められています。

また、NISAなどで投資をしている人にとっては、

この「トランプ関税」ショックでの株価の乱高下により、動揺されている方も多いかもしれません。
しかし、こういうときこそ、冷静に対処して、

「資産運用は長期的な目線で行うことが大切である」という基本を忘れないようにしてくださいね!