パン特集第三弾！八日市の「薪火石窯パン工房アウビング」

2020/03/04

今日も元気にお届けした「スマラジplus」icon06

パン特集最終回、ぎわちゃんが紹介したのは・・・
薪火石窯パン工房 アウビング
お店は、かわいらしい四角い建物で、
パン屋さんだけに、大きなパンダのぬいぐるみと、

 
加納さんご夫妻があたたかく迎えてくださいます。


オーナーの加納さんは、ちょっと珍しい経歴の持ち主iconN04
オーナーの前の仕事は、車関係のお仕事。
車のことを勉強したくて、ドイツに留学されたそう。
そこで、おいしいパンや、ピザ職人さんに出会い・・・
車より、パンが好きになっちゃった・・・・！のではなく・・・
ドイツ留学後は、本場で勉強された車関係のお仕事をしながら、
家族が所有している山の整備に力を入れられましたface02
枯れた木や間伐が必要な木を伐ったり、厚く堆積した腐葉土を掻き取ったり・・
そんな作業を１０年ほど続けられる中で、山の腐葉土を活用して、何かできないかと、
無農薬での野菜栽培トマトに取り組まれました・・・
美味しく育った野菜、山の間伐材を活用した薪、そして、ドイツ留学経験・・・
加納さん、ここで、ビビッと来ました～iconN04　　
パンを焼いてみたらどうか！！
そして、自ら石窯を作り、ドイツの友達の協力はもちろん、研究を重ね・・・
マルシェへの出店などを経て、2013年4月にアウビングがオープン！もうすぐ7年です。
ちなみに、アウビングという名前は、ドイツに留学されていた町の名前だそう。
紹介したパンは・・・
玄米入りもちもち食パン

パン生地と、炊いた玄米を合わせて焼いた食パン。
玄米のでんぷん効果で、もちもちの食感icon06
玄米のつぶつぶが見えますか～！？
他にも、豆腐食パンやおから食パンなどの変わり種も！
お味噌のカンパーニュ
一番人気のベーコン&チーズのカンパーニュの生地に、味噌を練りこんだパン。
コクと香りを楽しんでiconN08
 
豚のほほ肉のベーコン入り、脂が甘いですっOK
野菜とろとろチーズのカンパーニュ
ご夫妻手作りの無農薬野菜をたっぷり使った生地の中に、
2種類のチーズがたっぷりiconN07

（今回は、ほうれん草。水菜や小松菜の時も）
オクラコーヒーカンパーニュ
有機栽培したオクラから種をとり、炭火で焙煎したオクラコーヒーを生地に練りこみ、
チョコチップや、クルミ、ナッツも入った、香ばしく甘味も感じるパン

カンパーニュは、野菜の入ったものや、抹茶や、ヨモギ、キヌアなどいろんな種類が！
アウビングでは、国産小麦を使用していて、
自家製の天然酵母で丁寧にパン作りをされていますface05
ライ麦は、ドイツ産の全粒粉を使用。
そして、パンに使う野菜は、加納さんが作られた野菜です。
無農薬で作られた野菜の販売もされています。
 
人気ですぐになくなっちゃいますface02
私が行ったときは、珍しい西洋ネギやきくいもがありましたよ。
お米もあるよ～。
山の腐葉土を畑の肥料にされているのですが、
パンを焼くときに出来た灰も肥料にされていて・・まさに循環していますface01
ドイツパンという、ちょっと硬めで食べにくい！すっぱいんじゃないの？
という声も聞こえてきそうですが・・・
アウビングでは、日本人に合うようにアレンジされていますので、
とっても食べやすくて、おいしいんですハート
アウビングは・・・・「出会いの場」だとか。
食材、お客様、そして、奥様と知り合われたのも、アウビング！
ここは出会いの聖地なんです～鍵和田さんも通ってくださいね～と加納さん！
今後の夢は、
山をもっと活用したい！そうです。
滋賀には豊かな山がたくさんあり、もっと山を活用すれば、地域経済が活性化していく、
里山の保全は大切だ！とおっしゃっていました。
アウビングの営業日は、基本的には木曜から日曜。（2週目は木金のみ）
11時から18時ですが、パンがなくなり次第終了。
アウビングは、東近江市沖野にあります。
国道42１号八風街道の札ノ辻の交差点から車で5分弱、黄色い看板が目印です。
営業日など、詳しくは、カタカナで「アウビング」と検索して、ＨＰをご覧ください。
アツいハートを持った、おしゃべり好きの、加納さんご夫妻に
ぜひ会いに行ってくださいハート