公式ブログ
平和堂マイ・デイリー・ライフ
2021/03/24
本日は瓶ジュースづくりを継承しながらペンキ絵師を目指す
山本奈々子さんにお電話でお話し伺いしました〜
京都の芸術大学で舞台芸術の勉強をされた山本さんは、
現在、パートナーのお仕事である
東近江市の「ちいさな喫茶店」(店名)の一角で“レトロな瓶ジュース”を製造しています。
その瓶ジュースは、なんと“お風呂屋さん”で販売されており、
山本さんは、瓶ジュース作りだけでなく
東近江市の「延命湯」、大津市の「都湯」の2カ所で
浴場の壁面に風景画を描く ペンキ絵師としても活動されています。
お風呂屋さんの浴場の壁面にある絵といえば、富士山のイメージがありますが、
山本さんは、湖国の名所を幅20メートルのタイル壁に描き、
東近江市の「延命湯」では、
中央に太郎坊宮を抱える赤神山がそびえ、
左右いっぱいに琵琶湖と雄大な山々が広がり
女湯側には竹生島が浮かぶ絵を、
大津市の「都湯」では、
男湯側に瀬田の唐橋と三上山(近江富士)、
女湯側に浮御堂と比叡山を、
それぞれ琵琶湖とともに描かれました。
大学時代の時に初めてお風呂屋さんに行かれた山本さんは
アルバイトするほどお風呂屋さんが好きになり、
舞台芸術のスタッフとして銭湯の舞台を作ったことも!!
瓶ジュースづくりを始められたきっかけは、
山本さん自身は平成生まれなのですが、昭和の風景が懐かしいと感じ、
銭湯という場所だけでなく、銭湯にまつわるもの
全てをそのまま未来に残したい!と思い、
昔懐かしい瓶入ジュースがなくなってしまう・・。
その危機感から、自身が継承していこうと瓶ジュースづくりを始められました。
瓶ジュースづくり と ペンキ絵師、
そしてお風呂屋さんでのバイトと
3つも掛け持ちされていると思いきや、
ペンキ絵師としての腕を上げるため、“看板屋”さんでも働いるんだとか!?
番組では、 山本さんが作られている瓶ジュースについて、
お風呂屋さんのペンキ絵師への思いについてお聞きしました〜